
カカオ
こんにちは、カカオです。
今回はちきりんさんの『ゆるく考えよう』をレビューしていきます。
こんな世の中なんで漠然とした不安を感じてるんで読んでみました。
結論から言うと、読んで良かったです。
目次
『ゆるく考えよう』レビュー
総合評価★★★★★
一言で「ゆるく考えよう」と言っても、何をどうゆるく考えればいいのか。
その辺りのことを論理的に、様々な角度から説明されているところがとても良かったです。
- 人間関係
- 人生設計
- お金
- 日本という国
こんな具合に個人から国家にまで視野を広げ、ゆるく考えていい理由が分かりやすく頭に入ってきます。
何より大切なのが、ゆるく考えても未来は明るいと論じてる点です。
未来を犠牲にして「今が楽しければいいや」みたいな感じではありません。

カカオ
でも個人的には精神論に走ってないところが1番良かったかも
微妙だったところ
前述で「様々な角度から説明されている」と書きましたが、本当に幅が広いです。
というか広過ぎです。
人によっては、この1冊で自分の不安や悩みに刺さる部分は少ししか無い可能性もあります。
例えばお金についても、ローンや保険、情報商材についてなどなど扱っている幅が広い。
僕も読んでいて「今の自分には関係ないな」と思う箇所がちらほらありました。
なので最初に目次に目を通し、自分に関係のありそうなところだけをピックアップして読んでいくのもありですね。

カカオ
逆に言うと、内容が広い分だけどこかしら刺さる部分がある可能性が高いね。
この本のココが良かった
ゆるく考えるにあたって、諦める必要があることを解説していたのが良かったです。
同意の嵐でした(笑)
- 目標は高くもたない
- 早めに人生を諦めよう
- そうすることで屋前に進むべき道を選べる
こんな感じ。
諦めるのが遅いと、苦しくて悩む日々が続くことになりますからね。
自分が勝てる場所はどこなのかっていうのを探すためにも、スパッと諦めて次にいったほうがいいです。
何より、人はいずれ死ぬから誰もがいつかは人生を諦めるってところがグッときましたねぇ。
印象に残った文
一度きりの人生、自分の好きなスタイルで生きていけばよいのです。
この文章は結婚がテーマの章で書かれていたものです。
- 多様性が叫ばれている世の中
- その割に結婚となると「結婚すべき」と言う人がいるのは多用ではない
- 結婚するもしないも個人の自由
ザックリですがこんな具合に示されています。
僕はこれ、結婚以外でも言えると思うんですよね。
誰もが自分の中の「こうあるべき」という固定観念に少なからず縛られている気がするんです。
僕の場合だと長らく「夢は諦めるべきじゃない」という考え方に固執してました。これのせいでえらい苦しかったです…。
自分の好きなスタイルで生きていけばいい
これは諦めることも許容して、自分の好きな生き方を模索して見つけることじゃないかと僕は思いました。

カカオ
そして好きな生き方を見つけても、ゆるく考えて生きていこう。
こんな人におすすめ
- 人生に不安を感じてる
- 自由に生きたいと思っている
- 精神論より論理的な説明が欲しい
こういう方々に『ゆるく考えよう』は向いていると思いました。
同じテーマを扱った本は世の中にたくさんあります。
でも感情論に走りがちだったり、フワッとした精神路で具体性が無かったりする本が多々なんですよね。
そこいくと『ゆるく考えよう』はタイトルの割に論理的で明解に説明されています。

カカオ
巷に溢れる自己啓発本に嫌気が差した人にも向いてるかも。
『ゆるく考えよう』レビュー|まとめ
この記事では『ゆるく考えよう』についてレビューしてきました。
大変な世の中になって不安になることも多くなっているかと思います。
そんなときにこの本を読んでみると、刺さる内容が見つかって楽になるかもしれませんよ。