
カカオ
こんにちは、カカオです。
この記事では、僕が夢を諦めた瞬間の体験談が書いてあります。
- 夢を諦める直前の状況
- 諦めた瞬間の気持ち
- 取った行動
これらについてです。
まだ夢や目標を追っているけど、諦めることも考え始めてる方は参考にどうぞ。
僕は写真家と小説家を志したときがあったので、それぞれの体験を分けて語っていきます。
目次
写真家を諦めたとき
写真家になりたいと思ったキッカケ
高校時代に友達に誘われ写真部に入部しました。
そのまま大学に入っても写真を撮り続けていくうちに

カカオ
「写真でメシ食えたらいいなぁ」
と思うようになったのがキッカケと言えばキッカケです。
明確に「写真家になりたい!」と思ったキッカケは無かったですね…。
ちなみに写真家を目指したのは大学二年の後半から。
就活したくなかったから写真家になりたかった
サークルの先輩が就活してる様子を見て、「あぁ、俺も来年はこんなのやるのか…」と戦々恐々としていたのが僕の大学二年でしたね(苦笑)
就活に対する嫌な思いが高まった末に

カカオ
写真家っていいかも……
とか思ったワケです。我ながら軽い…。
今思うと世の写真家の方々に失礼極まりないですね…。
諦めた瞬間は、実はそこまで凹まなかった
軽い思いから追い始めた夢だったからでしょう。
諦めた瞬間は、あまり凹みませんでした。
強いて言えば、就活をやらなくてはいけないことにげんなりしたぐらいです。
また、僕が写真家になるために具体的なアクションをあまり取らなかったのも落ち込まなかった原因です。
- 写真を撮る
- 雑誌に投稿する
やったことと言えばこれぐらい。
投稿した数も大したことありません。2誌か3誌程度。
そもそも写真家になるための具体的な道筋も調べてませんでした。
なぜ諦めたのか
周囲が就活してるから、っていうのが原因です。
自分だけが違う行動を取ることに、とても不安を感じました。
実際、就活をしているとストレスはありましたけど不安感はかなり薄れましたね。
内定を取れた時は嬉しかったし、写真家になろうという思いは完全に消えてました。
このことからも、僕の写真家になりたいという思いはただの逃避だったことが窺えます。
小説家を諦めたとき
志したキッカケ
大学時代の終わりのほうで、宮部みゆきの『火車』という小説を読んだのがキッカケです。
凄く面白くて

カカオ
自分もこんな面白い小説を書きたい!
って思いました。
写真家の時とは違い、明確に志したキッカケがあるのがポイントです。
諦めたときは激しく落ち込んだ
仕事をしながら小説を書く日々が続き7年以上が経過し…
全く書けなくなりました。
ネタ切れと言ってしまえばそれまでなんですが、「自分には心躍る小説は書けない」と思ってしまったのが致命的でしたね…。
そして僕は小説家になる夢を諦めました。
自分で選んだとはいえ、とても落ち込みましたね…。
しばらくは何事にも一生懸命になれなかった
小説家を諦めたところで日常は止まりません。
なのに自分の中では時間が止まったかのような気分でした。
食欲も無くなりましたし、何をやっても一生懸命になれません。
ただひたすら
- 働いて
- 帰ってきて
- 寝る
それだけでした。
1番辛かったのは、あれだけ好きだった小説を読まなくなったことですね。
読み始めると執筆していた自分を思い出してしまうと思い、読むのが恐かったんです。
時間が経つと立ち直ってくる
話は逸れますが、僕はこれまで12回告白して12回振られています。
はい、全敗です。
毎回盛大に凹むんですけど、時間が経つと自然と立ち直ってくるんですよね。
小説家を諦めた時も同じで、時間経過と共に少しずつではありますが立ち直ってきました。
振られたときと違って、かなりの時を必要としましたが…。
特に何をするワケでもなく、ただ自然と心が回復していきました。
まとめ
僕の体験談から言えることは
- 夢を言い訳にして逃避してる可能性がある
- 言い訳にしてる夢は諦めても凹まない
- 夢を目指すキッカケが明確にあると思いは強い
- でも思いが強い夢は諦めた時の落ち込みは激しい
こんな感じです。
無意識のうちに夢を言い訳に使っている可能性が厄介です。
僕は大学時代、写真家になりたいと思っていたのは本当ではあります。
ただ、現実逃避でもあった。
なかなか難しいところです。
でも、言い訳の度合いが強いほど諦めやすいのは確かですね。大して凹みません。
逆に本気であるほど、諦めるのに苦労する。
小説家になる夢を断念したときは、本当に悲しかったです。